テーマ:学校所蔵資料の収集・活用と保存
趣旨:
私たちはそれぞれが課題とするところを明らかにしようと、さまざまな資料を収集したり閲覧したりしている。資料を収集し活用することなしには、教育史・歴史研究も、教育史・歴史教育も成り立たない。研究の過程として必ず行っている資料を収集し活用することとあわせて、資料の将来的な保存について、学校(大学を含む)が所蔵する資料を具体的事例として検討する。
私たちは、資料と意識していないような場合を含めて資料を作成したり、その公開にあたったり、また教育的に活用したり、研究として調査収集したりしている。そしてデジタル化などの方法も含めて、現在残されている資料の整理、保存にあたっていることもあろう。それら資料のなかの一形態である学校所蔵資料を取り上げて、その現状と課題を知ることあるいは確認することを通じて、自らの営みを振り返るとともに、現在そして未来の教育史・歴史研究の資料環境について考える機会とすべく、このサマーセミナーを開催したい。
司 会
近藤 健一郎(北海道大学)
報 告 者
竹内 久隆 (長野市立吉田小学校)
多和田真理子(飯田市歴史研究所/國學院大學科研費研究員)
柏木 敦 (兵庫県立大学)
山崎 奈々絵(東海大学)
西山 伸 (京都大学)
コメンテーター
千葉 昌弘(元・北里大学)
浅沼 薫奈(大東文化大学)
日 時
2013年8月24日(土)午後1時半~5時半/25日(日)午前9時~12時半
場 所 日本大学文理学部本館3階(東京都世田谷区桜上水3-25-40)
参 加 費 500円(資料代など)
※詳細については『日本教育史往来』204号(6月末日刊行予定)にてお知らせします。
※8月24日(土)夕刻より、懇親会を開催します。会場および会費については、当日お知らせいたします。
※宿泊については、各自でご準備くださいますよう、お願いいたします。
※お問い合わせ先 近藤 健一郎 電子メール kkondo@edu.hokudai.ac.jp(半角に直して下さい)