『日本教育史往来』

日本教育史研究会では、教育史にかかわるあらゆるニュースを会員相互の提供によってつくる交流の場として、機関紙『日本教育史往来』を隔月(偶数月末日)発行しています。

No.226(2017年2月28日)以降の各号の主な内容は次の通りです。


『日本教育史往来』No.270(2024年6月30日)
・第四二回日本教育史研究会サマーセミナーに向けて
趣旨 大多和雅絵・奥村典子・塩原佳典 「戦後教育における一九五〇年代とは」
報告要旨1 高橋 寛人 1950年代の教育を教育行政学からどうとらえるか?
報告要旨2 相澤 真一 教育社会学が五〇年代に見出してきたものと日本教育史への期待

『日本教育史往来』No.269(2024年4月30日)
・中嶋 みさき 『自由学園100年史』を読む
・山梨 あや 日本教育史研究者の海外留学―実践編―

『日本教育史往来』No.268(2024年2月29日)
・高野 秀晴 碩学のカギカッコ
・三木 恵里子 大伯母・大西和子のこと

『日本教育史往来』No.267(2023年12月31日)
・和田 悠 意味付与を焦らず、粘り強く対象に向き合うこと―サマーセミナーを終えての感想
・大門 正克 サマーセミナーでのコメントにとりくんで
・中村 清二 日本教育史研究会に参加して
・大蔵 真由美 サマーセミナーに参加して

『日本教育史往来』No.266(2023年10月31日)
・河合 隆平 第四一回サマーセミナーを終えて
・松島 のり子 未完の高度成長×保育政策史研究
・宮下 美砂子 報告を終えて

『日本教育史往来』No.265(2023年8月31日)
・池田雅則 『港区教育史 くらしと教育編』の刊行

『日本教育史往来』No.264(2023年6月30日)
・第四一回日本教育史研究会サマーセミナーに向けて
趣旨 河合 隆平 高度成長期の子育てをめぐるネットワーク―つながりとしがらみの諸相―
報告要旨1 松島 のり子 戦後保育・教育史像の構築にむけて―高度成長×保育政策+新たな視点
報告要旨2 和田 悠 松田道雄の育児・保育思想と高度成長社会
報告要旨3 宮下 美砂子 絵本にみる高度成長期の母親像―いわさきちひろの作品を中心に―

『日本教育史往来』No.263(2023年4月30日)
・広田 照幸 結成時の日教組における役員選出について(下)
・山梨 あや 日本教育史研究者の海外留学―準備編―
・鈴木 敦史 世話人を代表して

『日本教育史往来』No.262(2023年2月28日)
・清水 寛  未来を拓く歴史研究を志して―障害者問題の昨日・今日・明日―
・広田 照幸 結成時の日教組における役員選出について(上)

『日本教育史往来』No.261(2022年12月31日)
・永田 和寛 第四〇回日本教育史研究会サマーセミナー報告
・神代 健彦 来るべき教育のグローバル・ヒストリーのために
・須永 啓思 第四〇回サマーセミナーに参加して
・堀之内敏恵 第四〇回サマーセミナー参加記

『日本教育史往来』No.260(2022年10月31日)
・河合 隆平 第四〇回日本教育史研究会サマーセミナーの報告
・北村 厚 グローバル・ヒストリーと歴史総合
・辻*直人 「湯浅八郎の留学経験」研究の意義―サマーセミナー報告を終えて―(*辻は一点しんにょう)

『日本教育史往来』No.259(2022年8月31日)
・苅谷 夏子 国語教師大村はまとその系譜(下)
・木村 政伸 『和俗童子訓』をくずし字で読む

『日本教育史往来』No.258(2022年6月30日)
・第四〇回日本教育史研究会サマーセミナーに向けて
趣旨 神代 健彦 教育のグローバル・ヒストリー
報告要旨1 北村 厚 グローバル・ヒストリーと歴史総合
報告要旨2  辻*直人 二〇世紀在米日本人学生の実態と留学生への影響について―湯浅八郎の事例を中心に―(*辻は一点しんにょう)
報告要旨3 グローバルヒストリーの中の生活綴方

『日本教育史往来』No.257(2022年4月30日)
・苅谷 夏子 国語教師大村はまとその系譜(上)
・清水 寛 『太平洋戦争下の国立ハンセン病療養所―多磨全生園を中心に―』(新日本出版社、ニ〇一九年一ニ月、全五九九頁)について
・杉浦由香里 世話人を代表して

『日本教育史往来』No.256(2022年2月28日)
・高橋寛人 デジタルアーカイブ化による占領教育史研究の飛躍的発展への期待
・「日本教育史研究会」四〇周年企画―世話人経験者から―
木村政伸 私の時代性と日本教育史研究会
米田俊彦 一九九〇年代の事務局と世話人体制

『日本教育史往来』No.255(2021年12月31日)
・山口刀也 報告と議論を振り返って
・加藤千香子 歴史における自己形成/主体形成を考える
・真辺 駿 第三十九回サマーセミナー参加記
・佐藤高樹 サマーセミナー・オンラインに参加して

『日本教育史往来』No.254(2021年10月31日)
・神代健彦 第三九回サマーセミナーをふりかえって
・辻 智子 セミナーを終えて
・小林千枝子 自らの経験や研究歴をもとに戦後民衆の主体形成を考える
・【伝言板】樋浦郷子 企画展開催中です

『日本教育史往来』No.253(2021年8月31日)
・花井 信 初めの一〇年間を事務局長として
・梅村佳代 日本教育史研究会創設期の思い出―世話人の一人として

『日本教育史往来』No.252(2021年6月30日)
<第39回日本教育史研究会サマーセミナーに向けて>
趣旨 杉浦由香里 生活を綴る-戦後民衆の主体形成-
報告要旨1 辻智子 一九五〇年代における繊維女性労働者の生活記録運動研究から
報告要旨2 小林千枝子 聞き書き調査によって得られる日常物質文化史資料の特質とその扱い
報告要旨3 山口刀也 基地の町の生活綴方から考える〜主体形成と民衆、そして戦後〜
・【伝言板】宮坂朋幸 第四回「宮坂広作」学習会開催のお知らせ

『日本教育史往来』No.251(2021年4月30日)
・森 透   教育史と私―「窓ぎわのトットちゃん」と教育史研究
・須永哲思  図書紹介 菊池暁・佐藤守弘編『学校で地域を紡ぐ―『北白川子ども風土記』から―』(小さ子社、2020年)
・池田雅則  世話人を代表して

『日本教育史往来』No.250(2021年2月28日)
・神辺靖光  教育史と私―研究テーマは足元に眠っていた―
・伊藤健一郎 “嫌韓”という日本の「常識」
・山本和行  恩師の書棚と日本教育史研究

『日本教育史往来』No.249(2020年12月31日)
・竹内久隆  コロナが問いかける小学校のあり方
・寺澤雪穂  コロナ禍における大学院の学生生活
・大多和雅絵 コロナ禍のなかの学校と親と子ども

『日本教育史往来』No.248(2020年10月31日)
・飯塚希世  「コロナ禍」をめぐる盲教育史
・池田雅則  オンラインによる同時双方向授業の構築
・杉浦由香里 コロナ禍における滋賀県立大学の対応

『日本教育史往来』No.247(2020年8月31日)
・荒川章二 植民地期台湾人アスリート張星賢と台湾近代史
・金 誠  帝国日本とスポーツの「英雄」

『日本教育史往来』No.246(2020年6月30日)
・吉田博嗣 咸宜園教育研究センターの活動について
・山本和行 大学史編纂を進めるうえでの難しさ

『日本教育史往来』No.245(2020年4月30日)
・橋本昭彦 足利学校はなぜ世界文化遺産登録に値するか
・萩原真美 「占領下」の「沖縄」の「教育史研究」を研究対象としている者としての説明責任
・高岡 萌 大正期の旧制高等学校と地域社会―誘致運動の激化と教育制度・政策の相関―

『日本教育史往来』No.244(2020年2月29日)
・今村直樹  第五高等学校と熊本藩
・青木美智子 滋賀県草津市における幼稚園教育の黎明期
・井上 快  なぜ誤答まで示すのか

『日本教育史往来』No.243(2019年12月31日)
<特集 第38回日本教育史研究会サマーセミナー 歴史のなかの“いのち”を考える―失われた“いのち”の記憶をどう紡ぐのか(下)>
・白岩伸也  予科練をめぐる失われた“いのち”の記憶―予科練之碑建立の経緯と背景を中心にして
・水谷孝信  戦争記念碑と戦死意識
・矢野智司  贈与と交換の観点から戦争における「いのち」の問題を考える
・久保田重幸 第38回サマーセミナーに参加して
・大蔵真由美 サマーセミナーに参加して

『日本教育史往来』No.242(2019年10月31日)
<特集 第38回日本教育史研究会サマーセミナー 歴史のなかの“いのち”を考える―失われた“いのち”の記憶をどう紡ぐのか(上)>
・杉浦由香里 第38回サマーセミナーを振り返って
・上田誠二  〈いのち〉〈感情〉〈郷土〉の教育社会史―神奈川県女子師範学校の震災と戦争
・岩田重則  災害死現場からの死生観
・能田 昴  サマーセミナー参加記
・青柳翔也  サマーセミナー参加記

『日本教育史往来』No.241(2019年8月31日)
・神代健彦 古い問いを紐解く・聴く・応える
・花田史彦 「評論家」と「評論」と歴史研究
・神辺靖光 戦時学徒の学校生活(3)本土防衛学徒隊――敗戦

『日本教育史往来』No.240(2019年6月30日)
<第38回日本教育史研究会サマーセミナーに向けて>
趣旨 鈴木敦史 歴史のなかの“いのち”を考える――失われた“いのち”の記憶をどう紡ぐのか――
要旨1 上田誠二 〈いのち〉〈感情〉〈郷土〉の教育社会史――神奈川県女子師範学校の震災と戦争
要旨2 岩田重則 災害死現場からの死生観
要旨3 白岩伸也 海軍飛行予科練習生をめぐる“いのち”の「記憶」はどのように伝えられてきたのか
要旨4 水谷孝信 戦争記念碑と「戦死」意識
・河合隆平 映像が記録する戦後障害児教育史の風景――映画『ともだち』にみる重度脳性マヒ児教育

『日本教育史往来』No.239(2019年4月30日)
・山口刀也 中原ゆき子「われわれは軍事基地下の圧迫に対してどのように抵抗したか」を手がかりに
・上田誠二 『「混血児」の戦後史』を上梓して――「音楽」教育史から「混血児」教育史へ
・神辺靖光 戦時学徒の学校生活(2)――学徒勤労動員――
・高野秀晴 世話人を代表して

『日本教育史往来』No.238(2019年2月28日)
・河かおる 「基準」の名のもとに否定される民族的マイノリティの教育権
・樋浦郷子 昭和初期、農村の中学生―祖父のノートから―
・神辺靖光 戦時学徒の学校生活(1)
・船寄俊雄 土屋基規著『戦後日本教員養成の歴史的研究』

『日本教育史往来』No.237(2018年12月31日)
<特集 第37回日本教育史研究会サマーセミナー 攻囲される子どものからだ-帝国日本の「衛生」問題-(下)>
・金湘斌  植民地台湾の学校女子体育と纏足
・石居人也  「攻囲」されつつ「攻囲」するからだへの問い
・山本和行  攻囲される女児の「主体性」という問いー金湘斌さんの報告に寄せて-
・高木雅史  サマーセミナーをふりかえって
・石井智也  サマーセミナー参加記
・石川衣紀  サマーセミナーに参加して
・寺村銀一郎  滋賀県立彦根東高等学校「デジタル史料館」
・中村(笹本)雅子  世界教育学会東京大会でぜひ発表を!

『日本教育史往来』No.236(2018年10月31日)
<特集 第37回日本教育史研究会サマーセミナー 攻囲される子どものからだ-帝国日本の「衛生」問題-(上)>
・鳥居和代  第37回日本教育史研究会サマーセミナーあれこれ(総括)
・七木田文彦  経験と分断された身体の行方-健康をめぐる近代的身体の一断面-報告を終えて
・川端美季  近代日本の清潔規範の形成と展開
・新藤康太  教育の歴史と「衛生」
・高橋裕子  参加記

『日本教育史往来』No.235(2018年8月31日)
・吉野剛弘  教育史の授業の面白さとは
・福井雅英  学校現場における困難から教育史を想う
・松尾由希子  明治30年代の「教員進退ノ部」(長崎歴史文化博物館所蔵)にみる教員懲戒

『日本教育史往来』No.234(2018年6月30日)
<第37回日本教育史研究会サマーセミナーに向けて>
・高野秀晴・樋浦郷子  攻囲される子どものからだ-帝国日本の「衛生」問題-
・七木田文彦  経験と分断された身体の行方-健康をめぐる近代的身体の一断面-
・川端美季  近代日本における清潔規範の形成と展開
・金湘斌  植民地台湾の学校女子体育と纏足

『日本教育史往来』No.233(2018年4月30日)
・田村隆  禁止と愛読の時代-昭和初期の『源氏物語』受難-
・田中友佳子  戦後秋田の里親にみる労働・教育・家族

『日本教育史往来』No.232(2018年2月28日)
・片桐芳雄  土方苑子さん追悼
・瀬川大  土方苑子先生から学んだこと

『日本教育史往来』No.231(2017年12月31日)
<特集 第36回日本教育史研究会サマーセミナー からだを捉える(下)>
・北原かな子  「地方を舞台に「音」を見る-北奥羽地方の近代と洋楽導入風景-」の報告を終えて
・歌川光一  日本教育史研究における「趣味」の再考に向けて-女子の音楽の嗜みの研究から-
・鈴木理恵  北原・歌川両氏報告への質問とコメント
・宇津江邦治  学びの身体性に関する初学者の一考

『日本教育史往来』No.230(2017年10月31日)
<特集 第36回日本教育史研究会サマーセミナー からだを捉える(上)>
・釜田史  第36回 サマーセミナーを終えて
・鈴木敦史  「からだ」と「こころ」の関係史としての礼法研究-サマーセミナーでの報告をふまえて-
・藤坂由美子  明治初期の学校体操研究から-西洋式体操法受容による身体改革の試み-
・白水浩信  からだとこころを捉える-サマーセミナー雑感-
・東寿浩  歴史から今日を想う

『日本教育史往来』No.229(2017年8月31日)
<特集 教育勅語と中学校武道の銃剣道-教育史から考える->
・巻頭言 特集「教育勅語と中学校武道の銃剣道-教育史から考える-」に寄せて
・小野雅章  教育勅語の教材化容認批判-学校儀式と修身教科書の歴史からの検討-
・高野邦夫  「教育勅語問題」の歴史的背景を明らかにすること-軍隊教育(史)研究の視点から-(~会場での発言~)
・平田諭治  教育勅語をめぐる問題の遠近-最近の動きにふれて想うこと-
・森川輝紀  「教育勅語」の教材化問題について

『日本教育史往来』No.228(2017年6月30日)
<第36回日本教育史研究会サマーセミナーに向けて>
・高野秀晴・樋浦郷子  テーマ「からだを捉える」について
・鈴木敦史  礼法の近代と教育-天皇への最敬礼の成立と「敬意」の諸相-
・藤坂由美子  明治初期の学校体操研究から
・北原かな子  地方を舞台に「音」を見る-セミナー報告に向けて-
・歌川光一  日本教育史研究における「趣味」の再考に向けて-女子の音楽の嗜みの研究から-

『日本教育史往来』No.227(2017年4月30日)
・梅村佳代  千葉昌弘氏のご逝去を悼みます
・渕上皓一郎  学術の「発信」がもたらすもの
・鳥居和代  日本教育史研究会の世話人を代表して

『日本教育史往来』No.226(2017年2月28日)
・光川康雄  日本教育史の時代区分について
・樋浦郷子  歴博に奉安殿が来ました