日本教育史研究会は、1981年4月に設立され、現在300名を超える会員を有する学術団体です。いわゆる「学会」でなく、あくまでも「自由かつ旺盛な研究交流を軸に、相互批判や論争を大胆に進める研究会」であることを特色としています。会の運営事務には世話人があたります。
日本教育史研究会の趣旨は、この研究会の機関紙「日本教育史往来」に掲載されたきた世話人の挨拶に鮮明に現われています。当研究会の「原点」を確認する意味で、「『日本教育史研究会』へのおさそい」『日本教育史往来』創刊号(1981年4月15日)と「新しい出発にあたって」『日本教育史往来』第74号(1991年10月25日)の全文を掲げておきます。
これらの「歴史的文書」に現れた「日本教育史研究会」の精神は、現在の世話人にも受け継がれています(詳しくは「世話人交代のご挨拶」をご覧ください)。当研究会の性格を理解していただき,一人でも多くの方が「自由かつ旺盛な研究交流」に参加していただけますよう心からお願い申し上げます。